岸田首相も放っておくことできなくなるんじゃないですかね。支持率アップをもくろんだ内閣改造は思わぬアゲンストの風になり支持率ダウン、安倍元首相の国葬も予想外の反対派増加。
世の中はインフレが進行して、今後さらに加速することは間違いありません。消費者物価指数2.4％ですか？全く、数字的には、我々の肌感覚とはかけ離れています。我が家の買い物担当の私には、一桁違うんじゃないの？という感じです。
そんな中でのドル円140円台にしっかり乗ってきて、円安が止まる気配も材料もマーケットには見当たりません。
唯一、日銀が明確に政策変更を示すことだけがこの円安を止めることになる手段です。相変わらず黒田総裁は円安に関してはどこ吹く風、異次元金融緩和の継続を唱え続けています。
岸田首相、しばらく国政選挙ないからといって、このまま支持率下がっていくの放置しますかね。秋以降インフレさらに進んで、さすがにそれも問題になってくることは間違いなく、国民からの無策に対しての不満が一気に高まるでしょう。
中央銀行の独立性から、黒田総裁を解任なんてことはできませんが、あくまで表向きには。でも実質的にそういったプレッシャーを日銀にかけざるを得ない状況になりつつあると思っているのですが。とても、来年4月の任期満了まで、黒田総裁の意固地になった政策を放置する状況にはなくなってきていると思います。
マーケットは目先はまだ円安、150円方向。株はこれから下落トレンドを考えています。