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子供のお小遣い

金融広報中央委員会の調査によると小学生のお小遣い事情は下の通りです。ここ10年に限ってはほぼ変化はないようです。

いくら与えるのが良いのだろうと金額も悩むところではありますが、その使い道にについても、気になるところで、ついつい無駄使いしないように、など口を出してしまいがちだと思います。

子供のお小遣いに関してはそれぞれのご家庭での方針もあるでしょうし、これが正解というものはないと思います。

私は、金額はさておき、2段階の方式で与えることが良いのではないかと思います。毎月決まった金額プラス、家の手伝いをすればその手伝いごとに金額を決めておいて加算される。ただし、自分のベッド、布団をきれいにするとか、自分が食事をした食器を片付けるというような当たり前の自分のことは自分でするという類のものは対象ではありません。

その手伝いが家族の手助けになるようなこと。風呂洗い20円、皿洗い10円、洗濯をたたんでタンスに入れる10円などなど、お金というのは働くことによって手に入るものという意識を持つこと。

そして、働くということは、人がより便利に、豊かに、安心して生活できる社会にするために頭と体を使うことなんだということを学ぶ最初の機会になるのではないでしょうか。

                                金融広報中央委員会調べ

そしてもうひとつ、金銭感覚を身に付けるという意味で、あまり使い道に口を出さないことも重要だと思います。上記の表は小学生のお小遣いの使いかたのランキングですが、あくまでも自分で管理するということが大事ですので、最初に子供と十分に必要な話をして、あとは基本的に子供に任せるようにするのが良いと思います。