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子供の身に付けるべき金融リテラシー

金融庁から「金融リテラシーマップ」という知っておくべき金融知識についての長い長い読み物が出されていますが、確かにその通りですという話ではあります。全部よむのはハードでした。。。金融リテラシー・マップ ~「最低限身に付けるべき金融リテラシー(お金の知恵・判断力)」の項目別・年齢層別スタンダード|知るぽると (shiruporuto.jp)

子供になぜ金融教育が必要であるのか。子供たちが将来、何を行うにしてもお金は必要になり、その重要性を知ることになります。キャッシュレス化が進む中でますます、本来のお金の意味、自分たちの生きている社会の中でのお金の役割、をきちんと理解しておくことは早ければ早いほど良いと思います。

金融教育は国語、算数を勉強するような年齢は関係ないと考えています。私なんかは、子供時代、お小遣いは無駄使いせず貯金しておきなさい、としか教えてもらった記憶はありません。多くの子供たちは似たような感じではなかったかと思います。

下の日米の違いというものは金融教育の違いにも大きな原因があるのではないかと感じています。
日米個人資産の運用状況
日本
個人金融資産残高1,992兆円 現金・預金 1,072兆円 54%
証券      325兆円  16%
保険・年金   538 兆円
その他      56兆円      (日銀統計2021年9月)
米国
個人金融資産残高81.7兆ドル(9,395兆円) 現金・預金 1,597兆円 17%
証券    5,073兆円  54%
保険    2,818兆円
その他    281 兆円
上記のようにアメリカ人と日本人とでのお金の使い方、運用の仕方は明確な違いがあります。

金融庁が公表した「金融レポート」のデータを見ると、金融資産の増え方において、日本と米国で大差が生じている。日本と米国の家計金融資産の増え方を見ると、1995年比で日本が1.54倍だったのに対して、米国は3.32倍に増えている。

子供のうちからお金の意味、重要性、役割を頭の中に意識させるということが大切で、それが「生きる力」につながっていくものだと思います。