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子供の集中力

先日、体操教室の先生が、家の人と公園で練習しているときは何度練習してもできなかった逆上がりを、テストの時、初めて一発で成功させた園児がいましたと。本人よりお母さんがその場で感激して泣いてしまっていたと話していました。

周りの子がどんどん成功していくのを見ていて、子供なりに危機感を感じ、とてつもない集中力が発揮されたのだろうと思います。

自分の子供をみていて、同じことをやるにしても、出来る時と、できない時が多々あります。ああ、本来ならこの子はこれはできるはずなのにな。もっとやれるはずなのになと思うことがしょっちゅうです。これはひとえに集中できているかどうかだけだと思います。

今日は調子が悪かったんだ、今度はきっとできるよ、と見逃してしまいがちですが、気を付けなくてはならないのは、集中する時間、メリハリをつけた練習の仕方、勉強の仕方をしているのかということです。

できないからといって、何度も何度も繰り返し行っても、できるものとできないものがあるとは思います。ただ子供の場合そういう状況のなかにいつも置かれると、逆に集中するという気持ちにならない、集中して取り組むということができない。いつもなんとなく物事にふわっと向き合ってしまっているという状態になっているのだと思います。

そのような状態になっているということは、やり方を変える必要があるということです。なにかやり方、教え方が間違っているということだと思います。私自身、そう感じることが先日ありまして、いかに集中するという時間帯をつくれるか、集中するという状況をどのようにつくるかを考えていますが、試行錯誤という感じです。

とにかく、子供はできること、できる時にムラがありますが、これは集中できているか出来ていないかだけだと思います。日ごろから集中するという状況をつくっていくことが重要だと思います。