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投資被害

最近、芸能人がらみの投資被害についてのニュースが出てましたが、こういったニュースがでると、やっぱり投資は怖いとかマイナスのイメージを持ってしまいがちです。投資詐欺にあわないために、最低限、意識しておきたいポイントを記したいと思います。

まず、金融庁に登録されている業者以外にお金を預けることは避けるべきです。知人の紹介や電話での勧誘などは危険です。最悪、お金が戻ってこない覚悟が必要だと思います。また登録業者に類似した名前を使った勧誘などもあるため、注意が必要です。

勧誘時に、「絶対もうかる」「元本は保証される」「買ってもらえばあとで高く買い取ります」というような言葉が出てきたらほぼ100%アウトです。

投資に絶対はありません。上記のような言葉は「断定的判断の提供」と言われるもので、こういった勧誘の仕方は金融商品取引法で禁止されている行為です。

現在1年定期預金金利が0.002%とかそういったレベルです。これは100万円預けたら20円利息が付きますよということです。

それを月の利回り10%保証しますとか平気で勧誘してくるというようなことはあり得ないことだと冷静に判断する必要があります。月10%、1年だと元本が倍以上に増えることになります。世の中そうそうおいしい話なんかあるわけがありません。

投資の基本は、分散、中長期です。初心者の方は特に、儲け話にはまず疑ってかかるくらいの心構えでいてもよいと思います。

本来、投資は危険なものでは全くなく、きちんと金融市場を理解したうえで、正しく投資をすれば、自分たちの生活をより豊かにできるものです。

今後ますます、投資の必要性は高まっていく事と思います。同時に金融教育の充実が求められていくことになるでしょう。